シュークリームで乾杯

なんでもないブログです

体はグラコロでできてはいない

小学生の頃グラコロが好きだった。
親に食を強請ったことは無かったけど、グラコロだけは毎冬しつこく「食べに行こ!」って言ってた。
あの頃は時々土日に食べるマックは特別なものだったし、エビフィレオとかナゲットとか、大事に大事に食べてた気がする。月見バーガーはずっと嫌い。

今日、久々にグラコロを食べたんだけど全然何も感じなかった。最後に食べたのがいつかは覚えてない。多分10年ぶりくらいだったから、少しノスタルジーを期待してたけど、なんにも感じなかった。思えばグラコロを好きだった自分については覚えていても、どんな味だったかは思い出せない。あんなに好きだったのに、体が覚えてないことがちょっと怖かった。向かいの席で、ティガーのパーカーを着た小さな女の子がおいしぃ!と言いながらポテトを頬張っている。あの子は今日食べたポテトをいつまで覚えているのだろう。

体が覚えてる味、いつまでも大切にしたい。