シュークリームで乾杯

なんでもないブログです

サービスエリアは人生の休憩所

高速道路が好きです。乗る方じゃなくて運転する方が。
 
自動車学校に通っていた時、高速教習で山の中の交通量の少ない道を走らされました80km/hも出すのは初めてで、いつか保険のCMで見た「合流できない彼氏」の気持ちがわかる…なんて思いながら加速車線を走っていて、それでもスピードを出すと自動車がそれまでとは別の機械に思えるし、目の前の景色が過ぎ去っていくのはたのしいし、道端に猪はいたし、思えばわたしはこの時から高速道路が好きです。
 
「また恋愛ができなかった。」と電話で友達に言われて、今はいい人がいないだけだよーいつか素敵な人に出会えるよーみたいな話をしました。その友達は少し気になると感じる人がいても毎回何かしら引っかかる言動を見つけてしまい、恋愛が始まらないことを心配しています。恋愛に対しては、愛だとか恋だとかについては人それぞれの価値観がある、程度の話しかできません、恋愛のプロではないので。(恋愛のプロとは…)”いつか”に期待することは何の救いにもならないのでそんな言葉をかけてしまったのは申し訳ないな…と思いつつも、出会いの偶然性はある程度避けられないものなのかもしれないと考えました。そして高速道路のことを思い出しました。
 
高速道路は、まぁ人が運転しているので当たり前ですが、性能の違いを見せつけんとばかりに飛ばす外車や、ずっと左車線を走る軽自動車や、遅くなったり早くなったりするア○ファードなど、いろんな走り方をする車がいます。周りの車に気を使いながら譲ったり追い越したりする時の高速は本当に疲れますが、ごく稀に自分と似たような走り方をする一台に出会いませんか?わたしは何度か出会ったことがあります。その車について運転すると、それはもう途端に運転が楽になって快適な高速ライフに変わりませんか?わたしは変わります。そうやって運転スタイルの合う車に偶然出会えると楽しくなるという点が、人生と似ているなと思いました。いつでも波長の合う一台に出会えるわけではないし、人間誰とでも波長が合うことはないので。まぁ似ているのは当たり前かもしれません人が運転しているので。
 
思いつきで書いてみたらとても陳腐な内容になってしまいました。季節の話でもしましょうか。最近寒くなってきましたね。明日は冬物に入れ替えたいなと思います。それからバイトに行きます。バイト先は既にクリスマス一色です。商業的なイメージで季節を押し付けられるのは窮屈ですね。冬!!!と思えるものを大切にしましょう。高速道路を運転する予定はありません。